『東洋哲学研究所紀要』第38号
2023年2月4日発刊
非売品
内容
2022年の研究成果をまとめた「東洋哲学研究所紀要」第38号(非売品)が発刊された。
これは、東洋哲学研究所の研究員による1年間の部門別研究や各プロジェクトで研究を進めてきた論文等をまとめたものである。また紀要は、新進の研究者による研究成果発表の場となっている。
第38号となる今号には、主任研究員、研究員、海外研究員、委嘱研究員による論文と研究ノート、研究所の研究活動報告(2022年1月~2022年12月)を収録している。
なお、これまでに発刊された「東洋哲学研究所紀要」から、主な論文については、ホームページ内の「論文検索」から閲覧することができる。
《論文》
■関係の表記方法 G-RD の社会領域への適用に関する一考察「自己―社会―環境」この3つの範疇の関係の研究について(その1)………光國 光七郎(委嘱研究員)
■The Ten Worlds of Tiantai Zhiyi within Atiśa’s Stages of the Path.………James B. Apple(海外研究員)
■ファヤズテパ出土壁画と『法華経』――「光背中の仏陀」をめぐって………川崎 建三(委嘱研究員)
■鳩摩羅什訳経論における音写語と意訳:「如来」の場合………前川 健一(研究員)
■「五丈原の戦い」前後の司馬懿像に関する史料批判的研究――『晉書』巻一宣帝紀と 『三國志』及び裴松之注を中心として――………満田 剛(委嘱研究員)
■人新世の時代と人間活動:生態系から見た人間活動の特異性………山本 修一(主任研究員)
■日本における衛生思想の発展と課題……… 李 文昇(委嘱研究員)
■Self-Realization:Motivation and Renunciation ―Female Characters in O’Neill’s Plays― II………Kumi Ohno(委嘱研究員)
《研究ノート》
■創立者・池田 SGI 会長が着目したイスラームの特徴……… 蔦木 栄一(委嘱研究員)
《研究活動報告》