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マレーシア・ジョホールバルでの法華経展が閉幕
マレーシア・ジョホールバルのSGIアジア文化教育センター(ACEC)で開催された「法華経――平和と共生のメッセージ」展が12月29日、約2カ月半の会期を終了した。期間中の鑑賞者は4万4,000人に上った。マレーシアで2度目となる法華経展は、9月のクアラルンプールでの国際イスラーム思想・文明研究所(ISTAC)展の2,700人と合わせ、4万6,800人に反響を広げた。
10月18日に一般公開されたACEC展は、2014年2月のマレーシア総合文化センター展、2024年9月のISTAC展に続く開催となった。展示会では約200点の写本の複製や仏教芸術に由来する文物が出品され、新たに観光・芸術・文化省国家遺産局の後援を得た。展示パネルは多民族国家に配慮し、英語・中国語の2言語で表記された。11月3日には、2006年の香港開催以来、世界17カ国・地域での累計鑑賞者数が100万人に到達。記念イベントには、敦煌研究院、ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所、ISTACの代表者らからビデオメッセージが寄せられた。12月14日と15日には、敦煌研究院石窟文物保護研究陳列センター副主任の王慧慧研究員による記念講演会が開催された。14日のACECでの講演会には会場とオンラインで計1,500人、15日のクアラルンプール創価学会文化会館での講演会には計2,000人が参加した。
会期が終了する12月29日には閉幕式が行われ、多くの鑑賞者とともに展示会を振り返った。