マレーシア国際イスラム大学国際イスラム思想・文明研究所を表敬

東洋哲学研究所の訪問団が3月4日、クアラルンプールのマレーシア国際イスラム大学の国際イスラム思想・文明研究所を表敬訪問した。

同研究所は宗教間対話にも力を入れ、同大学出版社からは2022年、インドネシアのアブドゥルラフマン・ワヒド元大統領と創立者・池田大作先生との対談集『平和の哲学　寛容の智慧――イスラムと仏教の語らい』のマレー語版が発刊されている。これには、同研究所のダト・オスマン・バカール名誉教授が「序文」を寄せている。

席上、東洋哲学研究所の研究活動に賛同を寄せたアブデルアジズ・ベルクハウト所長は「池田SGI会長のワヒド元大統領との対談やトインビー博士との対談から、共生と人間主義の思想を学び、大変に共感を受けました。私たちが共通の価値を見出し、平和のためにできることを共にと考えています」と望んだ。