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ロシア科学アカデミー哲学研究所と学術交流協定

ロシア科学アカデミー哲学研究所と学術交流協定調印式が2月5日、オンラインで行われた。これには、同研究所のアンドレイ・スミルノフ所長、東洋哲学研究所の桐ケ谷所長らが出席した。

ロシア科学アカデミー哲学研究所は、ロシア科学アカデミーにおいて哲学分野を担う唯一の研究機関として1921年に設立され、数多くの出版、論文発表を行っている。同研究所と東洋哲学研究所は、共同シンポジウム「世界の諸文化の中の仏教」(2008年)、『仏教哲学百科事典』の出版(東哲が執筆・編集に参加)を進めるとともに、哲学研究所への表敬訪問(2018年)などの交流を行ってきた。協定では、刊行物の交換や双方の研究員による定期刊行物への論考の寄稿などを通して、学術活動の共同実施や相互交流のさらなる促進を盛り込んでいる。今回の締結で東洋哲学研究所の学術交流協定の締結機関は12機関目となる。

調印式でスミルノフ所長は「グローバル化が進んだ世界のなかで、東洋の哲学の研究を進めていくのは、21世紀の発展にとって必要なものであると考えます。両機関が交流を通じてお互いをより良く知ることによって、21世紀の哲学の深化に寄与していきたいと思います」と語り、さらなる交流推進を約し合った。

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