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南カリフォルニア大学で「仏教と環境」シンポジウム


◆主催:東洋哲学研究所、南カリフォルニア大学日本宗教文化センター

◆会場:南カリフォルニア大学(アメリカ・ロサンゼルス)

◆開催日:2013年9月6日

 

東洋哲学研究所は2013年9月6日、アメリカの南カリフォルニア大学日本宗教文化センターとの共同シンポジウム「仏教と環境」を同大学(ロサンゼルス市)で開催した。

環境問題のために仏教はいかなる貢献ができるのか――その観点から、以下のような発表が行われた(発表順/同大学・東アジアセミナー室で)。

○「仏教の英知と環境問題への目覚め」(南メソジスト大学のルーベン・ハビト副学長)

○「エコソフィーと仏教の智慧」(東洋哲学研究所の松岡幹夫研究員)

○「タイ仏教の視点から環境倫理を考える」(ハーバード大学世界宗教研究センターのドナルド・スウェアラー名誉所長)

○「日本の環境倫理における自然・政策・思想の影響――森林の維持と江戸時代のエコシステム」(東洋哲学研究所の山本修一主任研究員)

○「現代チベット仏教における共感と倫理」(カリフォルニア大学サンタバーバラ校のナサニエル・リッチ博士)

○「地球環境問題と幸福論」(東洋哲学研究所の川田洋一所長)

○「気候変動という最難問と仏教」(バーモント大学のステファニー・カーザ教授)

○「仏教における価値と行動――持続可能性と地球憲章をめぐって」(創価学会国際広報局のジョーン・アンダーソン氏)

 

 

 

南カリフォルニア大学は創立が1880年というアメリカ西海岸最古の私立大学。学部生・大学院生を合わせて2万8千人が学ぶ。このうち5千人が、海外からの留学生である。同大学では、東洋哲学研究所である創立者・池田SGI(創価学会インタナショナル)会長の平和提言をめぐる学術シンポジウムも開催されている(2008年10月/平和紛争研究学部など5団体の共催)。

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