前川 健一

東洋哲学研究所研究員、創価大学大学院教授

専門分野:日本仏教思想史・生命倫理学

所属学会:日本宗教学会、日本印度学仏教学会(第52回日本印度学仏教学会賞受賞)、日本倫理学会、日本生命倫理学会、日本思想史学会

取得学位:博士(文学:東京大学、2002)

主な出版物・論文

  • 『明恵の思想史的研究:思想構造と諸実践の展開』(京都・法藏館、2012年2月)
  • 『明恵上人夢記訳注』(奥田勲・平野多恵・前川健一共編、東京・勉誠出版、2015年2月)
  • 「新仏教の形成」、末木文美士他編『躍動する中世仏教(新アジア仏教史12 日本Ⅱ)』(東京・佼成出版社、2010年5月)
  • 「仏教史からみた妙貞問答」、末木文美士編『妙貞問答を読む:ハビアンの仏教批判』(京都・法藏館、2014年)
  • 「祖師信仰」、下田正弘他編『仏教の事典』(東京・朝倉書店、2014年)
  • 「法華経の漢訳」、小松邦彰・花野充道責任編集『法華経と日蓮(シリーズ日蓮1)』(東京・春秋社、2014年)
  • 「問答法の比較思想史のために」、末木文美士編『比較思想から見た仏教』(東京・山喜房佛書林、2015年12月)
  • 「「十如是」の作者は誰か?:竺法護訳経典との関連から見た試論」、三友健容博士古稀記念論文集『智慧のともしび アビダルマ佛教の展開』(東京・山喜房佛書林、2016年3月)
  • 『水子供養 商品としての儀式:近代日本のジェンダー/セクシュアリティと宗教』(ヘレン・ハーデカー著、塚原久美監訳、清水邦彦監修、猪瀬優理・前川健一訳、東京・明石書店、2017年)
  • 「『神護寺如法執行問答』訳注研究」(『創価大学人文論集』29所収, 2017年3月)
  • 「法華経における五道と六道」(『印度學佛教學研究』65巻2号所収, 2017年3月)
  • 「『神護寺如法執行問答』について」(『印度學佛教學研究』66巻1号所収, 2017年12月)
  • 「智顗著作における「大経」と「大論」」(『創価大学人文論集』 31号, 2019年3月)
  • 「如空の衆生を度す──仏教における人間の尊厳と個の尊重」(加藤泰史・小倉紀蔵・小島毅編『東アジアの尊厳概念』法政大学出版局、2021年3月)
  • 『現代語訳 顕戒論』(東京・公益財団法人東洋哲学研究所、2021年)、「鳩摩羅什訳仏典における辟支仏と縁覚」(『創価大学人文論集』34号、2022年3月31日)
  • 「人間・動物・環境:生命観」(東洋哲学研究所編『日蓮の心』第三文明社、2022年11月)
  • 「鳩摩羅什訳経論における音写語と意訳:「如来」の場合」(『東洋哲学研究所紀要』38号、2023年2月)
  • 「『明恵上人行状』の中の明恵像」(野呂靖他編『東アジア仏教思想史の構築: 凝然・明恵と華厳思想 (龍谷大学仏教文化研究叢書, 46)』法藏館、2023年3月)
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